病気の診断がつくと安心する心理
こんばんは。
私には先天性の難病があります。
とにかく、怪我が多かった。
その症状に気づき始めたのは小学校の中学年で、
「自分だけみんなと違う」
と、幼いながらモヤモヤとしたものを感じていました。
いっぱい練習してきた運動会に出られないこともありました。
遊具で楽しそうに遊んでいる友達を遠くから眺めていた
当時の自分を抱きしめてあげたいです。
体が弱く、怪我が続いたことから
当時の主治医が大きい病院を紹介してくれたんです。
すぐに診断がつきました。
その時先生がどのように伝えてきたのか、
親の表情がどうだったのか、
全く思い出せません。
ただ一つ覚えているのが、
「私が悪いわけじゃなかったんだ」
という安心感。
何年も悩んできたけど、
これからは病気のせいにできる。
診断がついたことで、
・体育を見学しても怒られなくなりました。
・数万人に1人の病気だと知り、「自分だけじゃないんだ」と少し強い気持ちで生きられるようになりました。
・病気の治療を開始することができ、今では怪我をする頻度が減りました。
全ての病気に当てはまる訳ではありません。
診断がつくことで安心する人もいるよというお話でした。
いつになるか分かりませんが、次は
「病気を診断された人の、その後の心理」
について書きたいと思っています。