あたまいの頭の中

頭の中をうまく文章にするためのリハビリ。

病気を診断された人の、その後の心理

こんばんは。

 

私は先天性の難病を抱えている障害者です。

 

過去の記事でも書いたのですが、

障害には受容過程というものがあり

「ショック期」「否認期」 「混乱期」「解決への努力期」「受容期」を経て,

障害 を克服していくと考えられています。

 

以前「病気の診断がつくと安心する心理」について書きました。

 

atamai00.hatenablog.com

 

私の場合、「ショック期」が無かったんですよね。

 

気づいた時には既に病気だったから。

 

めっちゃいいじゃん。

と思うじゃないですか。

 

今回は「病気を診断された人の、その後の心理」について書きたいと思います。

 

病気だと分かってからは

薬を飲みながら、3ヶ月に1回病院を受診して検査をする

という生活になりました。

 

主治医が検査結果を説明してくれている中、

私はカレンダーや壁に描かれた動物のイラストを眺めていました。

 

「先生は母に話してる」

「暇だな」

 

自分のことなのに、まるで他人事のように。

 

今考えると、これが私の

「否認期」だったのかなと思います。

 

高校生になると、自分の醜い見た目が気になり始めました。

 

「体操服や水着をみんなと同じように着こなせてない」

「可愛い服も私が着るとダサい」

「障害者じゃなければ顔も今よりはマシだった」

 

足が太いことを気にしているクラスメイトに対して

「私の悩みに比べたら大したことないじゃないか」

と睨みつけながら、涙が出ました。

 

病気が受け入れられず、攻撃的になったり悲観的になったりと、感情の起伏が激しい時期、 

これが「混乱期」です。

 

「否認期」と「混乱期」が長くてとても辛かった。

 

思春期と重なり、私の人格もどんどん曲がっていきました。

 

病気と診断された人は、

その現実と向き合わなければならないんですよね。

 

 

現在私は「回復への努力期」にいます。

 

みんなと同じに見えるように繕いながら、

日々の生活の中で楽しみを見つけながら、

頑張って生きています。

 

最後に私の「ひん曲がった性格」が見事に現れている記事を載せておきますね。

 

atamai00.hatenablog.com