あたまいの頭の中

頭の中をうまく文章にするためのリハビリ。

寿命について語る

こんばんは。

 

仕事終わりに先輩のお家でご飯を

ご馳走になりました。

 

仕事について

あれやこれやとお互いの持論を述べては

言い合いをしたんですけど

 

やっぱり看護観、死生感って

人それぞれだなぁと感じましたね。

 

栄養不足になっても

痰が詰まっても

心臓の機能が弱くなっても

 

それは寿命なんだと考えている先輩。

 

どうにかして命を伸ばそうとする先生。

 

考え方は人それぞれです。

 

100万円払って手術をして

1年でも寿命を伸ばそうとする

90歳だっています。

 

だからこそ、自分だったらこうして欲しいと

誰かに伝えておくことは大切。

 

家族の希望で

延命されている人でも、

私たち看護師は一生懸命お世話するしか

ありません。

 

日々募っていくやりきれない思いを

たまに先輩の家に集まっては吐き出す。

 

これで私たちの心の安静は

保たれています。

 

ぜひ現場を見たことがない人に

医療の実態を見てほしい。

 

本人の希望ではないのに

生かされている人がいて、

そこに大量のお金が使われています。

 

見直すべきところは

沢山あるのに

 

知らなければ

特に気にならないみたい。

 

「看護師はたくさん給料をもらっているでしょう。」

 

よく言われます。

 

夜勤と残業代を除いたら

そう他の職業と変わりはないですし、

 

むしろ手取り20万もない人間に

命を預けるなんて

 

私だったら怖くてできないです。

 

寿命とはなんだろう

 

私たちはどこまでしたらいいんだろう

 

葛藤する日々です。